平成16年10月4日
@リハビリの方針

 
 

 今日から、本格的なリハビリ開始となります。

  当院は、入院施設が無い外来のみの診療所であるため、入院施設がある病院のようにじっくりと時間をかけて治療が出来る環境ではありません。その為、短時間でより効果的な治療をしなければならないのです。それに加えて、本日来院の際にひろあきさんに、「11月に2日以上勤務しないといけない・・・、そのため、10月中にある程度歩けるようになりたいのですが・・・。」と言われ、私は一瞬「・・・・・・・」。

 治療期間が短すぎると思いましたが、どうにかしなければなりません。
早急に歩行自立だけを追い求めると、歩行は自立出来ても筋緊張(痙性)に支配された、病前とは全く違った身体を獲得することになる危険性があります。
小学校の運動会で、「ゆっくり急いで」という種目がありましたがその境地に立ち、最終的には時間は無いものの基礎からしっかり学習してもらう方向で、短時間でより効果的な治療を進めていくことにしました。
今回、ひろあきさんに対する理学療法では、「認知運動療法」の理論を取り入れて治療を行いました。

 
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