お風呂の入り方
 


 私は、昔から結構汗かきです。加えて、少しでも血がサラサラになるように、大量の水分を採るようにしていますので、健康な頃よりよけいに汗をかくようになっています。ですから発症後のスペインの病院でも、椅子に腰掛ける事が出来るようになってからは、毎日、病室内にあるシャワーを浴びていました。
 日本に帰ってからも毎日風呂に入りたいがために、個室にしてもらいました。ただ、個室の風呂と言ってもホテルのユニットバスと同じで、湯につかる感覚ではなくシャワーを浴びる感覚でした。バスタブの中に、少し高めの浴槽用の椅子を置き、そこに腰を掛け、家内に洗ってもらう形となりました。自分で洗いたいのですが、まだまだ思うようには動かないので、しかたありません。また、動かない右足をバスタブに入れるのも一苦労でした。

 入る手順としては、ベット上で真っ裸になってから、バスタブまで支えてもらいながら杖で歩いていきます。上がるときも、軽く風呂場で水滴を拭いてから、真っ裸でベットまで行ってから着替えます。いつもこの時、誰か来たらどうしようかと思っていましたが、運良く看護婦さん以外とは遭遇することはありませんでした。

 また、汗のかきかたが変わりました。麻痺側が先に出てきて汗の量も多くなっています。一方の正常の左側は、後から遅れて出てきて、量的にも少ないように感じます。
 さらに変わった点として、最初に述べたように発症前は結構汗かきで、いつも手のひらは湿っていたのに、発症後の手のひらは、逆にカサカサになって、乾燥気味で老人のような感触になってしまいました。おかげで、スーパーのビニール袋を開けるのが滑って難しくなってしまいました?

 主治医の先生に「汗のかきかたがおかしいですが」と質問すると、原因は分からないが、そういう事例はよく聞くとのことでした・・・・?!





     
 
 
     
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