【8月26日】
揺れながらもいつの間にか眠っており、目がさめたときには窓が明るくなっていました。時計を見ると7時をすぎていたので、朝食を食べに食堂車へ向かいました、サラダ、パン、コーヒー、果物がだされましたが、列車はまったく動かず止まったままです。ほんとうなら、国境を越えスペインに入りバルセロナに向けて、最終コースを駆け抜けているはずですが・・・? よく見ると、スペイン側の国境駅ポートボーに停車しており、ホームでは駅員があわただしく動き回っているのが目に付きました。食堂車の従業員に遅れている理由を聞きたがったのですが、スペイン語はできないので、食事後部屋にもどりました。結局3時間遅れで発車しましたが、理由はわからづじまい。ですが、もともとバルセロナに朝早くついても、大きな荷物もあり、どうしようかと考えていたところでしたが、ちょうど昼頃の到着となり、そのままホテルにチックインでき、かえって都合がよくなしました。このホテルには、5年前にも4泊しており、中心地に近く地下鉄駅にもすぐで、夜遅く帰る場合も安心だと思い、今回も宿泊することとしました。 スイスでは、夜行列車で到着した日に倒れたので、今日は観光等での無理をせずに、ゆっくり地中海での海水浴でのんびり過ごすことにしました。まずは、地下鉄の回数券を購入し、ホテルの前から地下鉄に乗車しました。地下鉄のL4号線で7つ目のPoblenou駅で下車し、海岸に向かって10分程歩くとマルベーリャビーチがあります。ここは、ヌーディストビーチで、こんな都会の真ん中では考えられない風景が広がっています。ほんとうにスッポンポンで老若男女が日光浴をしています。太陽の下なので、オーストリアやドイツのサウナとは違った意味で感動します。夜は、バルセロネータ沿いのレストランで海の幸を満喫しました。 宿泊したホテル ヌーディストビーチ (この時点では、まだ再発もなく元気に観光を楽しんでいました。)
今日は、近郊列車に乗り、バルセロナ周辺の都市へ出かけました。前衛的な人々が集まると言われているシッチェス、続いて古い円筒競技場が残っているタラゴナの町へ、ここで食べた中国人が経営している中華料理が大変おいしかった記憶が鮮明に残っています。夜は、タパスを食べにランブランス通りのバルへ、ビールとスペイン料理を食べ、夜遅くホテルに戻りました。 とにかく1日中よく歩き、久しぶりに疲労感がありました。
バルセロナ近郊のシッチェスの海岸 タラゴナの円筒競技場 (後から家内が言うには、この時いつにもなく「疲れた、疲れた」を連発していたそうです。そして、この後ぐっすり眠った翌朝・・・・!病魔が訪れました)