自 宅 へ
 


 最初の病院を退院しました(9月30日)。転院はしないで自宅からの通院リハビリをすることにしたので、今日からは自宅です。これから、普段の生活で頼れるものは、家族と自分しかありません。糖尿病対策の食事関係や血糖値の管理、そしてなによりも自由がきかないこの体。加えて、便秘も少し不安である。病院は、緊急用にと浣腸も何種類か持たしてくれた。とにかく明日には、通院を予定している病院に行き、何かあったとき頼れるところを早く作らなければ。

 久しぶりに我が家の玄関をくぐりました。たった1ヶ月半ぶりですが、もっと長かったような気ががしました。自宅はマンションで、建築後まだ6年目の比較的新しい建物なので、内部はすべてバリアーフリーとなっています。とにかく足先が上がらなく、右足を引きずって歩いている身には、段差がないことは大変助かりました。

        

 また、このマンション、建築前に購入したため、間取りを含めて基本設計を変更することができました。その1つとして、いたるところに「手すり」を設置しました。これは、高齢になってきた、私や家内の両親が、大阪から来たとき助かるだろうとのことから設置したのですが、まさか自分自身に役立つとは思いませんでした。特に、トイレと風呂は、もしこの「手すり」がなかったら、自宅通院によるリハビリは無理だったと思います。ほんとうにたまたま設置したものですが、先々何が幸いするやらです。

 さて、入院中の自宅の留守番の話ですが、私には高校2年生(当時)の娘が一人います。今回の旅行にも誘ったのですが、学校行事等の関係から留守番をするとのことでした。そこで、海外旅行出発中2週間の約束で、私の両親が大阪から留守番に来てもらっていました。ところがこのようなことにより、1ヶ月以上に渡って長崎に滞在することとなってしまいました。両親共々持病を抱えており、9月中旬には、大阪の病院での検査も予定されていたため、9月中旬には、私は大丈夫だからといって帰ってもらいました。

 しかしながら、家内の方は、海外の看病に引き続き、帰国後も同じような生活が続いており、加えて、両親が帰ったことから、自宅での仕事がプラスアルファとなり、娘の夕食や弁当、家の掃除等々相当疲れ切っていました。加えて、今回転院せずに自宅から通院するとの私のわがままから、更に、家内の負担が大きくなりそうでした。

 そこで、2週間程度落ち着くまで、無理を言って家内の母親に、大阪から来てもらうことにしました。家内の母親は、長年、脳梗塞の祖母を看病してきたベテラン?なので、こちらも安心です。

 その夜、家内の母親を含め、久しぶりに家族で食事をすることが出来ました。もちろん食事前には、血糖値を計り、薬を飲み、食事2時間後も血糖値を計り病院と同じ管理を行います。晩ご飯は、病院であこがれてた?「カレー」を用意してもらいました。

 風呂は、海外ではもちろん日本の病院でも、システムバスだったので、体全体をつかることは出来ず、シャワーのみであったので、自宅に帰って、久しぶりに肩まで湯に入ることが出来ました。しかし、なれていないせいか、すぐにのぼせてしまいます。もちろん、すべて家内に手伝ってもらいながらの入浴です。

 入浴後、家族での団らんとなりましたが、病院での消灯時間が10時でしたので、その時間になるともう眠くてどうしようもなくなります。病院に居るときは、退院したら夜更かししようと思っていましたがとんでもありません。(もちろん睡眠導入剤はかかせません。飲まないと1時間もしないうちに目がさめてしまいます。)

 寝床も、もともとベットだったので、寝起きは病院と同じです。違う点は、電動で起きあがったり、足の部分だけ高くしたり出来ないことと、家内と寝ていたので、幅が広いクィーンベットであることです。ただし、当分は、一人で寝ることで家内にお願いしました。

 

  

     
 
 
     
SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送