日本の病院食
 

 食事は本来、各階病棟の中央にある食堂で食べることとなっていますが、私の場合は歩けないので、病室まで看護婦さんが運んできてくれました。

 最初の内は、久しぶりの日本食なので何が出てもおいしく食べましたが、そのうち、量に関して大きな不満を感じるようになりました。
 というのも、スペインの病院食では、家内と2人で分けても十分な量がありましたが、ここでは、完全にカロリーが計算された糖尿病食になりました。

 ご飯もお茶碗に半分、みそ汁も2分の1、おかずも味の薄いものが少しだけ、果物も気持ちだけ。とにかくお腹が減り、毎日体重も落ちていくしで、あのネットリしたオリーブオイルたっぷりのサラダが懐かしく思えました。

 このままでは精神的に、もたないと思い先生に談判し、ごはんだけはお茶碗1杯に変えてもらいました。1日、1800カロリーから2100カロリーに変更してもらいました。

 病院内では、することがないので、味が薄くて量が少なくても病院食は大きな楽しみでした。ある日のメニュー表です。豪華そうに品目がならんでいますが実際は・・・?

        


        

     
   
     
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