検査結果と治療
 

 
 MRI(9月13日)と血管造影検査(9月21日)の結果、既に梗塞により死滅した部分については、どうしようもないが、左前頭葉脳大動脈に解離が見られ、その部位をどうにかしないと、別の脳細胞血管部分への梗塞や、最悪脳出血する可能性があると言われた。

 動脈の解離というのは、動脈の血管の壁が裂けて中に血液が入り込むことですが、しばしば壁が裂けるだけでなくて血管壁そのものを破って大量出血を起こしクモ膜下出血をきたしたりし、一刻を争う事態になる場合もあるそうです。

 私の場合は、3層ある血管壁の内側の一部が裂けて、外層と内層との間に血液が入り込んで凝固しており、血管壁は破れていないが、その凝固部分が血管の内腔側に突出しており、場合によっては、血液の流れを遮断してしまったり、凝固物が急に動き細い血管に入り込み梗塞として症状がでる場合があるということです。

 このような部分が3ヶ所もあり、スペインでも血管造影結果を見てドクターが「ガタガタしたコブがあるがなんだろう」といっていたのは、このことのようです。

 治療方法としては、薬でこの血液の固まりを溶かす治療をやってみて、うまく溶ければ終わりで、だめなら、血管造影と同じように、問題血管までカテーテルを挿入し、直接薬を注入する治療をすることのことでした。

 そして、1週間後に再度、MRI検査の検査をやり、改善がみられたら退院し、本格的にリハビリをする病院への転院、だめなら引き続き入院しカテーテルでの治療に入るとの話でした。

  とにかく、カテーテルは懲りているので、薬での治療に託しました。

     
   
     
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