健康な頃は、寒さに強く四季の中では、冬が一番好きでした。しかし、脳梗塞の発症後は一転して寒さに弱くなってしまいました。体質が変わったのか、右の半身の感覚が鈍いせいか、はたまた大幅体重減のせいか、とにかく寒くて寒くて仕方ありません。かっては、家にいるときは、こたつさえあればストーブやエアコン無しでもよかったし、会社に行く時もズボンの下は、パンツ一丁、上はランニングにＹシャツ、コートも出来るだけ薄く、ほとんど着ることなく手で持って歩いていました。

　ところが、今や家内に「度を超している」と怒られるぐらいに寒がりになってしまいました。就寝時もオイルファンヒーターを一晩中つけて寝てしまったりします。北海道や東北では当たり前でしょうが、九州では、いくら寒いからと言って一晩中ストーブをつけておくことはありません。寝室以外の部屋では、石油ファンヒーターを付けていますが、部屋があたたかくなるまではエアコンも併用します。

　こんな状態ですから日中のリハビリ兼散歩はたいへんです。ズボンの下には厚手のパッチ又はスキー等で使う男性用のパンスト、上は長袖のシャツに重ね着を数枚、そして最後にモコモコのダウンコートを着用します。更に、露出した部分を隠すため、手袋にフリースの防寒用の耳当て、マフラーに毛糸の帽子、場合によっては、風邪用のマスクまでつけて出かけて行きます。

　しかし、勝手なもので、歩いて行くとだんだん暑くなってきます。その時は、１枚１枚脱いでいき、付添の家内に渡していきます。でも続けて歩いているとまた寒くなりだし、さっき脱いだ服を着ていきます。どうも、体温調節がうまくできない体になったようです。

　夜は、すでに何回もこのＨＰに登場している近くの大型スーパーに行きます。暖かく、平坦で夜は人も少なく散歩にはもってこいの状態です。本当は、日中もここである歩きたいのですが、やはり人が多く無理な状態です。（店側に迷惑もかかりますし･･･！）

とにかくこの時期は、歩くことに集中して自主トレをしていました。