再発を防ぐ1つの手段として、血液の凝固や血栓を防止するため、バイアスピリンとパナルジンという薬を飲んでいます。このため、出血するとなかなか血を止めることが出来ません。特に、鼻血には苦労させられ、国内闘病記に記載した「鼻血が止まらない」や職場復帰編にも記載した「やっぱり鼻血が止まらない!」にも書いたように頻発して出血がありました。
主治医の脳神経内科の先生からは、耳鼻咽喉科でレーザーで焼いてもらえばすぐ治るからと言われ、紹介してもらった耳鼻咽喉科に通院することにしました。3月に1回、4月に1回と出血し、通院しましたが、「レーザーで血管を焼く」なんとも恐いこの言葉に翻弄され、次回に次回にと引き延ばしてきました。また、1回病院に行き薬をつけてもらう処理をすると、その後1ヶ月程度は出血がありません。調子よくなります。
しかし、耳鼻咽喉科の先生「3ヶ月間に3回、病院に来るようなら、レーザーで血管を焼きます」と言われていた3回目が5月中旬にきてしいました。
仕方なく耳鼻咽喉科へ「レーザー」=「正義の味方の最終兵器」、「焼く」=「熱い」と「痛い」イメージしかなくビビっていましたが、とうとう治療を受けることに。
ところがやってみると、なんのことはありませんでした。手順を踏んでお話しすると
@鼻の中に麻酔を含ましたガーゼを挿入され、10分ほど待たされる。
Aその後、麻酔を含ましたガーゼが取り出されるが、そのころには鼻の感覚が完全に麻痺している。
B電線がつながった、ピンセットのようなモノを鼻の中に挿入される。
Cピンセットを挿入して20〜30秒、感覚もないまま終了。
こんなに簡単なら、1回目からやってほしかった。「レーザーで焼く」
という名前というか、やり方の単語が恐怖に満ちているため、恐ろしくなり避けていたことがアホらしいことでした。
その後、あれだけ悩みに悩み抜いた鼻血がピタッと止まりました。
かって、夜中に救急病院に駆け込んだのが何だったのか?とアホらしくなるほど簡単で大きな効果でした。
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